坐禅のかたち

歩く坐禅(経行:きんひん)や坐禅衣での移動の場合は左の絵のように、左手を胸に当て、右手で持つような感じを「叉手當胸(しゃしゅとうきょう)」といいます。

単に後ろ向きで上がり、正座してから座布団の上の小さな座蒲に尻を乗せ、安定させ、次に足を組みます。組み方は、正式には結跏趺坐(けっかふざ)で、右足を左足の腿に乗せ、次に左足を右腿に乗せて両方の足の足裏が天を向いている状態にします。

結跏趺坐が出来ない場合は、半跏趺坐(はんかふざ)という組み方をします。
左足を右の太腿の上に上げるだけです。右足は左足の下です。
* それも出来ない場合は、正座や胡坐でもやむを得ません。
先ずは、坐ることの方が大事です。
坐る姿が出来たら、手の組み方です。通常は法界定印(ほうかいじょういん)といい、左手のひらを上に向け、右手のひらで左の手をさせるようにして、左右の親指を軽く付けて卵型の輪を作ります。
*左手で右手の親指以外の4本指を軽く握る形もあります。

背筋は伸ばして真っ直ぐに前を向き、両膝と尻で坐る感触を覚えます。
視線は単縁(たんぶち)のやや外側から床に目を落とすくらいに視線を向けます。
息は先ず、鼻から全部吐き出し、鼻で早く吸って(腹式呼吸)、鼻からゆっくりと全て吐き出します。1回の呼吸が10〜15秒程度です。これで用意万端です。
次に、雑念に振り回されないため、呼吸の数を数えると良いでしょう。
線香1本の燃える時間20〜25分を一炷(いっしゅ)といい、坐禅の時間単位です。

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活人禅宗・両忘活人禅会