最近のひとこと から

無一物中無尽蔵

むいちもつちゅうむじんぞう

心に何の蟠りも無ければ何でも自由に出入りできる。それが自由という状態だ。何かに拘り、何かに囚われ、何かに偏っている状態を「不自由」という。穏やかに生きてゆくという事は心のあり方で決まる。心は記憶装置ではなく、変換システムなのだ。だから、心に蟠り、囚われがあると、記憶の量が多くても、課題解決のバイアスがかかかり、正しい判断が出来ない。だから、変換システムは絶えず自由な状態にしておくのだ。

伊豆国際禅堂師家 快山慧智 合掌 @ryobo.org

2022/7/18

 

最近のひとこと