「悪い事はしない、善い事は全てする」。日本人の心の大基本。ところが現実は、三才の子供でも知っているが、八十歳の老人でも出来るとは限らない。つまり「頭で分かっている事と、実際に行うこととは別」という現実を戒める誰でも知っている心の大意。「悪い事をするな、善い事は全てせよ」。当たり前の事だが、近頃を巷を騒がす選挙演説や、マスコミに流れる政治屋の言動を見聞きするにつけ情けない思いがする。「言葉ではなく実行が大切」。その上、日本人なら『陰徳』。「善い事は目立たぬよう、それが出来ない人への配慮する」事こそが大事にされるべきだろう。

伊豆国際禅堂師家　快山慧智　合掌　＠ryobo.org

2022/7/25

 

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