今週のひとこと

大地在掌

だいちたなごころにあり

私たちは、世界を「外」に見る。しかし、見ている世界は、すべて心の内にある。悲しみも、喜びも、怒りも、外にあるのではなく、心が映し出した風景である。心が穏やかであれば、世界も穏やかに見える。大地は常に静かであり、揺れているのは人の心だ。掌に大地を見るとは、この心の仕組みに目覚めることでもある。

伊豆国際禅堂 慧智 @ryobo.org

2025/11/10

 

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